FXは初心者が突然勝てるようになるわけではない理由

FXを実際に始めたけど、いつになったら勝てるようになるのか先が見えなくてもう辞めようかな?トレードを続けていれば経験が積まれて突然勝てるようにならないかな?

そう考えているFX初心者の方も少なくないはずです。FXは数か月で勝てるようになるほど簡単なものではない。しかし勝てない期間でも、しっかり勉強して実践して改善を繰り返していけば安定的に稼げるようになれると思っています。

 

そこで今回は、FXで勝てるようになるまでの心構え、方法について解説していきます。

  • 続けていたらそのうち勝てるようになるんじゃないか?という妄想を断ち切ります
  • トータルで勝ちやすい損切の考え方が分かります

 

FXは初心者が突然勝てるようになるほど甘くない

FXを辞めてしまう人の一番の理由は、実際にトレードしてみて1か月~3か月くらいやったけど勝てなくて、こんなの勝てるようになるわけない!と思ってしまうことです。

先輩と喧嘩したらコテンパに負けるのはFXも同じ

 

想像してみてください。あなたが新しい会社に入ったとして、3か月くらいで簡単に上司より仕事ができるようになれますか?ほとんどの人はそんな短期間では上司と仕事の勝負をしたらコテンパにまけてしまいます。

 

FXもこれと同じです。FXでも初心者であるあなたよりも先にトレードを始めてるトレーダーがうじゃうじゃいる状況でその中に入っていって突然勝てるようになれるわけないですよね?

まずは簡単に3か月そこそこで勝てるようになるわけがないという認識を持ち、勉強とトレード、検証を繰り返しましょう。

実際にはどのくらいで勝てるようになるのか?

人によっては半年で勝てるようになったり、10年たっても勝てなかったりと、どのくらいで勝てるかは人それぞれです。ただこれは確実に言えることですが、途中であきらめてしまったら永遠に勝つことはできません。

 

自分は安定的に勝てるようになったと人に言えるようになったのは、6年くらいかかったと思います。しかし、ほとんどの人が最初の数か月やって勝てないからと言って、FXを辞めてしまいます。

 

つまりFXで勝つには、トレードを継続することが絶対条件です。継続するためには、トータルで負けない取引をするというのが最も大事になります。

それでもFXは突然勝てるようになりたい人に送る、FXで勝てるようになるまでの流れ

  1. FXに興味を持つ
  2. 勉強を始める
  3. 取引を実際に始める
  4. FXで負ける→FXなんか勝てるようにならない(多くの人がここで挫折する)
  5. 突然勝てるようにならないかな?という気持ちを切り替えて猛勉強
  6. 実践と改善を繰り返す
  7. やっと安定して勝てるようになる

 

簡単には勝てないと認識し、猛勉強

④まではどの人にも共通している流れだと思いますが⑤「突然勝てるようにならないかな?という気持ちを切り替えて猛勉強」これは本当に勝ち進めるトレーダーになるか、なあなあでずっとトレードをしてしまう、トレードを辞めてしまう人の分かれ道だと思います。

 

FXで勝てるようになるには、やっていればそのうち突然勝てるという考えを捨てて、勝つのは難しいけど絶対に勝てないというものでもないという認識を持って本気で勉強をすることです。

ここで言う勉強とは本で学ぶということではなく、毎日相場をチェックすることで相場について勉強する、経験を積むということです。

 

本での情報も有益なものがありますが、実際にトレードするとなれば、相場をもとに売買を行いますよね。相場を知る、つまり生きた情報に触れるというのが、最も効果的な勉強ではないかと思います。

 

相場を勉強する上で私が一番オススメしたいのが、自分が興味を持っている通貨の価格を毎日記録することです。これの何が良いかというと、少なくとも3か月~半年くらい記録を付け続ければ、その通貨の値動きの特徴を把握することができるという点です。

 

本当なら1年単位で見ていきたいところですが、3か月~半年でも相場を知る上では効果があると思ったので今回紹介させていただきました。生きた情報を捉えるために、毎日相場のチェックと記録を欠かさないようにしてください。

勝つためには負けないことが重要?

FXで勝つためには、トータルで負けない取引をして、トレードを継続することが最も大事です。実際にトータルで負けない取引とはどんなものかを説明していきます。

負けない取引の絶対条件は、感情に基づいて取引をしないで、事前に決めたルールに基づいて取引をすることです。つまりは感情をコントロールすることが大事になります。

FXで勝つには取引ルールに基づいてトレード

 

具体的にどのようなルールを設定するのかというと、

  1. 取得単価を下げる
  2. 損切りラインを設定

の2つで順番に説明してきます。

 

負けない取引 ➀取得単価を下げる

「取得単価を下げる」というのは負けない取引の方法として、全ての投資においても大事なことです。

取得単価を下げるとは、なるべく安い価格で通貨を購入することで、なぜ取得単価を下げることが大事なのかというと、FXの利益の取り方に関係しています。

 

FXで利益を得るための売買差益で利益を得る方法とスワップポイントで利益を得る方法があり、売買差益とは、安い値段で買って、それを高い値段で売ることで利益を得る方法です。

取得単価を下げるということは、有利なポジションでトレードすることになります。取得単価が低ければ、値上がりした時の利益が大きくなりますし、値下がり時の損失のリスクも減らすことができます。

 

取得単価を下げて通貨を購入する方法としては、指値注文が便利です。指値注文とは、あらかじめ購入単価の注文をしておいて、実際にその通貨が注文金額に達した段階で、自動で買いや売りの注文を入れてくれるというものです。

 

一方でデメリットもあります。それは注文金額に達しなかった場合は取引が成立しないということです。ただ、取引が成立しないということは、損失を出すことも絶対になくなるので、その点は負けを減らす回数は減らすことができます。

 

負けない取引 ➁損切りラインの設定

損切りラインを設定するには、通貨を保有している状態で、損失をある一定の金額で抑えるために、あらかじめ逆指値注文という方法を使います。

逆指値とは通貨保有時に、購入単価よりも値下がりした場合に備えてを予約注文出すことを言います。

ここで、実際に損切りラインを設定した場合と設定しなかった場合を比べてみます。※損切りライン→資金の3%、5%、10%(損切りラインを設定しなかった場合)で想定

取引回数/損切りライン 3% 5% 10%
元手の資金 1,000,000円 1,000,000円 1,000,000円
1回 970,000円 950,000円 900,000円
2回 940,900円 902,500円 810,000円
3回 912,673円 857,375円 729,000円
4回 885,292円 814,506円 656,100円
5回 858,734円 773,780円 590,490円
合計損失額 -141,266円 -226,220円 -409,510円
残資金の割合 85.9% 77.4% 59.1%

 

損切りラインを設定せずに取引を続けて、1回当たりの損失が大きいと、損切りラインを設定した時よりも元手の減り方が約26%も大きいことが分かり、もし損切りラインを3%に設定していれば、一回5%の利確でも利益を出すことが出来ます。

 

このように少ない損失に対して、より大きい利益をとっていく考え方を「損小利大」と言います。勝率100%を続けることは不可能なので、1回ごとの取引では負けたり勝ったり波があります。

これは当たり前なので、1回当たりの損失と利益をコントロールするためにルールを決めておけば勝てる確率は大幅に上がります。また最大損失を事前に設定することで、その値段に達するまでは、値上がりを待ち続けることができます。

 

FXは初心者が突然勝てるようになるわけではない理由

  • FXで勝てるようになるには、負けない取引を心がけて継続することが絶対条件
  • 負けない取引とは、「➀取得単価を下げる」、「➁損切りラインを設定」する取引
  • 3%の損失に対し5%の利確を目指すなの損切を小さくする
  • 勝率100%はありえない。損失よりも利益が大きい取引を繰り返すことのみがトータルで勝てる唯一の方法

繰り返しになりますが、FXで勝てるようになるまでにはまず取引を継続するしかありません。継続するためには負ける回数を減らす、一回当たりの損失額をなるべく少なくすることが大事です。

 

考え方は意外とシンプルなので、後はしっかりとルールを決めて、そのルールに沿って取引を行っていきましょう。